はりとおキュウの話


作成日:2016年3月18日
大分類:体調不良の鍼灸治療
小分類:鍼灸治療、低血圧症
タイトル:京田辺市たわ鍼灸院|低血圧症(色々な起立性調節障害)。 

◆京都府・京田辺市の“たわ鍼灸院”です。◆
(TEL:0774-65-2040)
www.tawa-shinkyuin.com/

低血圧②・・・低血圧の話。
(起立性調節障害のサブタイプです。)


起立性調節障害の4つのサブタイプです。


・起立直後性低血圧
 instantaneous orthostatic hypotension
(INOH:アイノーと呼ばれています。)

 起立直後に
 一過性の顕著な血圧低下。
 
  同時に
   
   著明な立ちくらみや
   全身倦怠感を訴えます。

  検査前の血圧に回復する時間が
  25秒以上であれば。

  アイノーと診断されます。


 軽症型と重症型があり。

  起立時の血圧低下がきつく。

  収縮期血圧が
15%以上低下したままであれば。

  重症型と診断されます。


・体位性頻脈症候群
 postural tachycardia syndrome
(POTS:ポッツと呼ばれています。)

 起立時の著しい脈拍の増加を認めます。

 その他

ふらつき、 倦怠感、頭痛などの症状を感じますが。


 起立姿勢に変えた時の
血圧の低下は起こらないタイプです。


 起立時の心拍数が115以上か

起立中の平均心拍増加が35以上あれば
 
体位性頻脈症候群と診断されます。


・神経調節性失神

 朝礼の時に、気分が悪くなるタイプです。


  前駆症状として
  顔面蒼白、冷や汗、徐脈などを認めることが多く。

  長時間の立位や坐位あるいは、痛み刺激。

  精神的・肉体的ストレス。

  人混みの中や閉鎖空間。

  などが誘引になって
  発症することが多いとされています。
 

 起立直後性低血圧や

 体位性頻脈症候群でも
 神経調節性失神が起こります。


・遷延性起立性低血圧。

 起立直後の血圧反応は正常ですが。

 起立数分以後に血圧が徐々に下降し。

 収縮期血圧が15%以上。

 または
 20mmHg以上低下します。


 動悸や冷や汗
 気分不介などの症状が現れます。

 頻度は余り多くありません。


近年
新しいサブタイプが2つ報告されています。

・過剰反応(Hyper response)型

・脳血流低下型

 この2つは

 起立性調節障害の
 15%を占めるとされていますが。


 新起立試験では
 見分けることができないので。
 
 非侵襲連続血圧測定装置(フィナプレス)や
 
 脳の血流動態が計測できる
 近赤外分光計を使う必要があります。