はりとおキュウの話


作成日:2023年3月8日更新
大分類:老化、介護予防の鍼灸治療
小分類:老化、ロコモ症候群、鍼灸治療
タイトル:京田辺市たわ鍼灸院|老化、健康寿命、転倒予防、ロコモ症候群の鍼灸治療。 

◆京都府・京田辺市の“たわ鍼灸院”です。◆
(TEL:0774-65-2040)
www.tawa-shinkyuin.com/

鍼灸治療でロコモ症候群を予防しましょう。

ロコモ症候群(運動器症候群)とは

運動器の障害によって歩行や日常生活に
支障をきたすことが原因で。

要介護の状態および
要介護リスクの高い状態
になることを言います。

ロコモティブシンドローム 
・ロコモティブとは動くという意味です。   
 人間が健康を維持するためには。

 筋肉や関節などの運動器の機能が 
 維持されているのが大切である!
 という考えを前提としています。

 また、健康上の問題がなく
 日常生活が送れる、【健康寿命】
 についても、ロコモの予防に
 は大切であると言っています。


まずは、7つのロコチェック

◆片脚立ちで靴下がはけない。

◆家の中でつまずいたり滑ったりする。

◆階段を上るのに手すりが必要である。

◆横断歩道を青信号で渡りきれない。

◆15分くらい続けて歩けない。

◆2kg程度の買い物
 (1リットルの牛乳パック2個程度)
 
 をして持ち帰るのが困難である。

◆家の中のやや重い仕事
 
 掃除機の使用
 布団の上げ下ろしなどが困難である。

上記の7つの項目のうちひとつでも
当てはまればロコモが疑われます。


次にロコモにならないためには下記のようなことに
注意の目を向ける必要が有ります。

1.筋肉、骨、関節、脊髄、末梢神経 
 などの体を支えて
 動かしている運動器には。

   ◆運動習慣が無い
   
   ◆痩せすぎ
   
   ◆太り過ぎ

  が影響する。


2.運動器を形作っている
 組織の代謝は運動の程度が影響する。


3.運動の程度は
 過剰や過少ではなく
 適度でなければならない。


4.機能の低下は、自覚出来ずに進行している。
 年のせいだから、と思い込んで
 痛みや、だるさを安易に放置しない。

5.運動の程度が
 適度でなければ機能低下の頻度は高い。


6.これらのことは将来的に介護につながる。


ロコモの原因
 
 1番目に

◆バランス能力

◆体力

◆移動能力の低下

 が上げられます。


この原因としては。
  
◆老化によって起こった変形性関節症
  
◆骨粗鬆症に伴う円背
  
◆易骨折性
  
◆変形性脊椎症
  
◆脊柱管狭窄症
 
 などの様々な運動器疾患。


◆関節リウマチなどの時に起こる痛み。 

  関節可動域制限。

  筋力低下。

  麻痺。
 
  などが上げられます。


 2番目には転倒が上げられます。
 
 転倒の原因としては
 加齢による身体機能の衰えが原因で。
 
  筋力低下
 
  持久力低下
 
  反応時間延長
 
  運動速度の低下
 
  巧緻性(指先での細かい運動)低下

  バランス能力の低下

 などがあげられますし。

 単純な運動不足でも起こります。 


近年ロコモは、メタボや認知症と並び。
『健康寿命の短縮・ねたきりや要介護状態』
を引き起こす3大要因の一つになっています。

このようなロコモ症候群の予防には鍼灸治療が効果的です。