はりとおキュウの話


作成日:2020年6月7日更新
大分類:介護予防の鍼灸治療
小分類:運動器不安定症、鍼灸治療
タイトル:京田辺市たわ鍼灸院|老化、運動器不安定症の鍼灸治療。 

◆京都府・京田辺市の“たわ鍼灸院”です。◆
(TEL:0774-65-2040)
www.tawa-shinkyuin.com/

運動器不安定症
(MADS:Musculoskeletal Ambulation
 Disability Symptom Complex)とは

 高齢化により。

バランス能力および
移動歩行能力の低下が生じ。

閉じこもり。
転倒リスクが高まった状態。

   と定義され

 ◆歩行時に
  ふらついて転倒しやすい。

 ◆関節に  
  痛みがあって思わずよろける。

 ◆骨がもろくなって
  骨折しやすい。
  
 などの
 転倒リスクを高めてしまう状態を
 疾患としてとらえ。

 運動療法などの治療を行うことによって
 重篤な運動器障害を防ぐことを目的に
 名付けられた疾患概念です。
 

 運動器不安定症の条件を満たすには

 次のような
 診断基準を満たしている場合です。


診断基準は
次の1と2に該当する場合になります。

1.下記の11の病気に

  ・なったことが有るか。
  
  ・今現在、なっている。
     
①脊椎圧迫骨折および各種脊柱変形
(亀背、高度脊柱後弯・側弯など)

②下肢の骨折(大腿骨頚部骨折など)

③骨粗鬆症

④下肢の変形性関節症
(股関節、膝関節など)

⑤腰部脊柱管狭窄症

⑥脊髄障害

⑦神経・筋疾患

⑧関節リウマチおよび各種関節炎

⑨下肢切断

⑩長期臥床後の運動器廃用

⑪高頻度転倒者


2.機能評価基準の
  ①または②のいずれかに
  該当する。

 ①日常生活自立度ランクが

  J:生活自立
    独力で外出できる

   または

  A:準寝たきり
   介助なしには外出できない。
   (要支援、要介護1、2)
    
   のいずれかの場合。

 ②運動機能
  1.または2のいずれかの場合

   1.開眼片脚起立時間
      15秒未満

   2.3m Timed up and go test
      11秒以上。

椅子に座った姿勢から
       立ち上がり。
      
      3m先の目印点
      で折り返し。

      再び椅子に座るまでの
      時間を測定します。