はりとおキュウの話


作成日:2021年4月4日更新
大分類:下肢の鍼灸治療
小分類:鍼灸 足のむくみ 静脈瘤
タイトル:京田辺市たわ鍼灸院|足のむくみ 静脈瘤 鍼灸治療 

◆京都府・京田辺市の“たわ鍼灸院”です。◆
(TEL:0774-65-2040)
www.tawa-shinkyuin.com/

鍼灸では足の循環をスムーズ
にすることで、むくみや静脈瘤の
予防ができます。

静脈瘤は
比較的女性に多く
見られるもので。


30~40代に
集中すると言われています。


労働環境や生活環境
食事が影響していると思われ。


静脈の一部が異常に
膨れ上がり。

曲がりくねって
瘤のように皮膚から
盛り上がります。


下肢の静脈瘤は、
理容師、美容師
歯科医、調理師
ウェイトレスといった。


長時間立ったまま 
仕事をすることが多い人に。

多く発生する傾向があります。


下肢には深部静脈と
表面にある
表在静脈があります。

 
深部静脈には
表在静脈からの
血液が流れ込みます。


正常な血流では
静脈に有る弁の
働きによって。

血液の逆流が防がれて
上方に向かって
一方通行で流れていきます。


静脈瘤では

一部の表在静脈の
弁が破損して
逆流してしまいます。


弁が壊れて
静脈瘤の
原因となりやすい静脈が。


大伏在静脈と 
小伏在静脈になります。


下肢静脈瘤では
伏在静脈の弁が破損して

血液の逆流が始まると
静脈は太くなり
蛇行し始めます。


さらに逆流した血液は
伏在静脈から分かれた
静脈へも逆流して。


その静脈も太くなって
血管が蛇行し
静脈瘤となります。


腓腹筋(ふくらはぎ)表面の
静脈が
蛇行して見えるのは
多くの場合この静脈で。


表面の静脈瘤が
目立っている時には。

外からは見えない
伏在静脈の逆流が
原因の場合が多いのです。


ですから
この場合の治療対象は
両方に対して行われます。


症状は
静脈が蛇行して浮きでる
むくみがある以外に。


軽度の時には
足がだるい、重い
疲れやすい。

つっぱる、かゆいといった
うっ血による
症状が起こります。


かゆいところを
かきむしると
皮膚炎を起こしますし。


うっ血がひどくなると。

静脈から血液が漏れて
皮膚の一部が
褐色になったり。


皮膚炎が悪化すると
潰瘍を起こすこともあります。


血栓性静脈炎になると。

発熱や痛みを伴うなどの
炎症反応が
みられることもあります。


こういった症状は
決して稀に起こるものではないと
言われています。


放っておくと確実に悪化しますので
普段からの予防が重要になりなす。


静脈瘤の予防法としては。


普段の生活の中で
立ち仕事をよくされる方は。


仕事中でも
足の血液の流れをよくするために


なるべく
動くようにするといいでしょう。


休憩時間には足を高く上げ。

足の静脈に血液が
たまらないようにすることが
有効です。


特に夕方になると

足の静脈に血液がたまり
むくみが出てきますから。

足のマッサージをするのも
いいでしょう。


その他

伸び縮みをする包帯を
足の指先から
膝あたりまで巻く。

弾性ストッキングをはく
なども
予防につながります。