はりとおキュウの話
作成日:2021年3月23日更新
大分類:鍼灸 下腿の鍼灸治療
小分類:鍼灸治療 下腿 筋肉痛 ふくらはぎ 腓腹筋痛 ヒラメ筋痛
タイトル:京田辺市たわ鍼灸院|足 ふくらはぎ 筋肉痛 鍼灸治療
◆京都府・京田辺市の“たわ鍼灸院”です。◆
(TEL:0774-65-2040)
www.tawa-shinkyuin.com/
鍼灸;足、筋肉痛①
腓腹筋とヒラメ筋の筋肉痛の鍼灸治療。
下腿や足関節周囲の痛みのお話です
例えば
足がつる時には
普通は腓腹筋の
こむら返りを思いつきますが。
その他に
■足の母趾
や
■その他の趾
■足の甲
のどこかに
局所的な痛みを訴えて
来院される方があるかと思います。
そんな方を診るときの
ポイントとしては。
足趾の運動を行っている
足固有筋も診る必要は有りますが。
まずは主に歩行に必要な
足関節の安定的な運動を
司っている。
下腿・足部の外来筋の障害の有無を
診察することが
まず第一かと思います。
下腿・足部の外来筋に属しているのは
①下腿三頭筋(腓腹筋・ヒラメ筋)
②前脛骨筋
③後脛骨筋
④長・短腓骨筋
⑤長趾伸筋
⑥長母趾伸筋
⑦長趾屈筋
⑧長母趾屈筋
です。
⑤~⑧の筋肉は主に
足趾の運動を行ってはいますが。
その他に足関節の背屈か
底屈筋としても作用しています。
これらの筋肉を
傷害する原因としては。
スポーツや長時間の
立位での作業や。
靴が原因になることもあるそうです。
(サイズが小さい、紐で締め付けている
ブーツのシワで圧迫している)。
まずは下腿三頭筋のお話です。
腓腹筋とヒラメ筋は
どちらも踵骨(かがとのことです)
に付着しています。
しかし、腓腹筋は大腿骨。
腓腹筋の下にあるヒラメ筋は
腓骨と脛骨から起始しています。
腓腹筋は足の底屈以外に
膝関節を屈曲させる
作用もあります。
特に、膝を伸ばした状態からの
膝関節屈曲
足関節底屈運動では
腓腹筋が使われ。
膝屈曲位で
足関節を底屈させる時は
ヒラメ筋が主に
作用しているそうです。
腓腹筋を傷めた時には。
膝を伸ばした状態で
足部を後へ蹴る動作の時に
痛めるので。
平地での歩行時痛が
起こります。
しかし
階段の上り下りは
ヒラメ筋で行っていますので。
痛みは起こりません。
上記のような症状を診て
腓腹筋とヒラメ筋を診察します。
また、下腿三頭筋は近頃では
『第二の心臓』と言われています。
椅子に座っている時間が
長時間に及んでいる方は。
■下腿三頭筋を作用させる事が
少なかったり。
■長時間の立位姿勢。
により
循環不全が原因で
下腿部のむくみが
起こりますので。
障害を長引かす一因になります。