はりとおキュウの話


作成日:2016年8月5日
大分類:膠原病の鍼灸治療
小分類:鍼灸、関節リウマチ
タイトル:京田辺市たわ鍼灸院|関節リウマチ。 

◆京都府・京田辺市の“たわ鍼灸院”です。◆
(TEL:0774-65-2040)
www.tawa-shinkyuin.com/

これまで関節リウマチ
(Rheumatoid Arthritis:RA)の診断には。

1987年の
米国リウマチ学会(ACR)より発表された。

RA 分類基準が長い間使用されてきました。


ここ最近の関節リウマチの治療は。

免疫抑制剤や、炎症の病態形成に関与している
TNF-α、IL-1、IL-6などの。

炎症性サイトカインなどを
標的とする生物学的製剤が
次々に登場しています。


上記のような
薬物を早期から適切に使用すれば。

RAで起こる関節破壊や
日常生活の障害を防ぐことができますので。

最近では
◆炎症や症状の消失を意味する

 臨床的寛解。

◆関節破壊の進行がほぼ停止する

 構造的寛解。

◆身体機能の維持を意味する

 機能的寛解。

が治療目標とされています。


しかしながら

1987年の分類基準は
初期のRAに対対して
診断するのが難しかったために。


初期のRAの
治療を開始するための。

新しい分類基準の
作成が望まれるようになりました。


そして

2010年に
ACRと欧州リウマチ学会(EULAR)
が合同で。

新しい分類基準
(ACR/EULAR 新分類基準)が提案されました。


 RA 予備診断基準は二段階からなり。


第一段階で

◆他の疾患では
 説明できない関節腫脹が1 つ以上あり。
 
          “かつ”


◆“X線上、典型的なRA の骨びらん”
 があればRA と診断する。


しかし、これには
RAによる関節腫脹であることの鑑別や。

RA の骨びらんを見極める
専門的診断技量が必要になる。

(この分類基準には「RA以外の疾患」について
 詳細は明記されていません。)


◆‶X線上典型的な骨びらん" が
 ない場合には。

新分類基準

・関節炎の程度とパターン

・血清学的検査値異常

・関節炎持続期間

・急性炎症蛋白増加

  によって。
 
◆10 点満点中
 6 点以上であれば
 RA と診断されます。

 
この新分類基準が発表された後に
日本リウマチ学会において。

この診断方法が
日本で活用できるかを検討し。


2011年9月に。

リウマチ学会の
新基準検証委員会報告書で
日本でのやり方が決まり。

その結果として
新分類基準はRA以外の疾患でも
スコアが6点以上になる症例が認められ。

新分類基準を適応する前に。

適切に他疾患を除外することの
重要性が確認されました。

 
そこでわが国では
日本リウマチ学会が。

新分類基準使用時の
RA 鑑別疾患難易度別リストを
作成し公表しています。

(新分類基準と鑑別疾患難易度別リストは
 日本リウマチ学会のホームページを見て下さい。)