はりとおキュウの話
作成日:2021年6月19日更新
大分類:婦人科 鍼灸治療
小分類:鍼灸 更年期障害 プレ更年期 自律神経 ストレス ホルモンバランス
タイトル:京田辺市たわ鍼灸院|プレ更年期障害 ホルモンバランス 女性鍼灸
◆京都府・京田辺市の“たわ鍼灸院”です。◆
(TEL:0774-65-2040)
www.tawa-shinkyuin.com/
鍼灸:更年期。
若いのに更年期みたいな症状が起こる。
【“プレ更年期”。】
プレ更年期ってご存知ですか?
早いと30代後半からでてくる
更年期のような症状です。
更年期は、だいたい閉経をはさんだ
前後10年間をさし。
平均的には40代半ばから
50代半ばごろの心身に現れる
色々な身体の不調を言っています。
ここ数年前から
若い女性にも更年期障害のような
症状を訴える人が増えており。
「プレ更年期」と言われています。
当院では、プレ更年期を
次のようなタイプに分けて
治療を行っており
利用者からも
ご好評をを頂いております。
Ⅰ・生まれつき虚弱体質で
・食事が不摂生。
・過労、あれこれ思い悩むことが多い。
・めまい、頭がくらくらする。
・食欲がない、食べても少ししか入らない。
・息切れ、便はやや軟便傾向。
・元気がでない、疲れやすい
Ⅱ・長期間の過労、めまい、耳鳴り
・腰が重だるく不快感があり脚に力が入らない。
Ⅲ.精神的ストレス、イライラしやすく怒りっぽい。
・考えこんで悩む。
・胸や脇、乳房がはって痛む。
・イライラしやすい。
・ガスやげっぷが出やすくなる。
・下腹部がはって痛む。
Ⅳ・甘いもの、味の濃いもの、脂っこいもの
生ものをよく食べる。
・体が重だるい、頭が重くめまいがする。
・胸や胃のあたりがもたれる。
・吐き気、嘔吐をもよおす。
・手足・目がむくむ。
Ⅴ・冷たいものや体を冷やす食べ物の食べ過ぎ。
・寒冷にあたる、薄着(とくに下半身)。
・下腹部が冷えて痛む。
・手足の冷え、温めると楽になる。
・顔色が青白い。
以上の5つのタイプに分けて
それぞれのタイプ別にツボや治療法を
使い分けます。
若い女性に
なぜこのような症状が
現れるのでしょうか?。
更年期障害の場合は
卵巣機能が低下したことによる。
エストロゲンの減少が引き起こす
一連の症状のことを言いますが。
20~30代のほとんどの女性は
卵巣の機能が安定していますので。
更年期のような
症状が起こることはありません。
しかしながら。
◆ストレスや過剰なダイエット
◆過労、不規則な生活
◆激しい運動
などによって
自律神経の
バランスが崩れると。
自律神経を調節している
脳の視床下部では。
卵巣に対して
【女性ホルモンを出せ~!】と
命令している
場所でもあるのです。
そのため
身体にストレスが溜まると
ホルモンを出させるための
指令がうまくいかず。
卵巣機能に異常は無くても
ホルモンの分泌が
乱れてしまうことになり。
更年期でなくても
体が混乱してしまって
更年期に似た症状が起こります。
このように、 “プレ更年期”は。
自律神経の失調によって
引き起こされた卵巣機能の
障害を指しています。