はりとおキュウの話


作成日:2021年3月20日更新
大分類:下肢の鍼灸治療
小分類:変形性膝関節症 膝痛 老化 鍼灸治療
タイトル:京田辺市たわ鍼灸院|膝痛 膝 痛み 鍼灸治療 

◆京都府・京田辺市の“たわ鍼灸院”です。◆
(TEL:0774-65-2040)
www.tawa-shinkyuin.com/

変形性膝関節症、膝痛。
“ひざ(膝)”の痛みは千差万別


あまり、負担にならない
運動と。

鍼灸治療で
膝の痛みを
克服しませんか。

◆正座がしにくい
(主に滑液包炎、変形が進行している)
◆歩き始めるときに痛い
(関節変形の初期)
◆階段の登り下りがつらい
(半月板や変形が進行している)
◆立ち上がるときに痛い
(関節変形の初期)
◆膝の内側か外側を押すと痛い
(靱帯や腱、滑液包)
◆お皿(膝蓋骨)を押すと痛い
 (お皿の変形)

と言うように
膝痛の感じ方には
色々あります。

ひざの痛みの原因の一つとして知られる
「変形性膝関節症」は。

中高年に多いために
老化現象と思われがちですが。

“老化現象だから治らない”
とあきらめたり。

“年のせいだから仕方ない”と
痛みを我慢する必要はありません。


適切な生活

関節に負担のかからないように
椅子に座るか
足をのばして座りましょう。

痛みがある場合は
杖を使用することで
膝への負担が軽くなります。

階段・坂道を歩くことは
出来るだけ減らし。

エレベーターや
エスカレーターを
使う様にしましょう。

肥満は関節への負担が増しますので
体重を減少させる様にしましょう。


運動療法

運動療法を行うことにより。

  膝の痛み
   ↓
日常生活での活動量の低下
   ↓ 
筋力の低下や体重増加
   ↓
歩きづらくなる
   ↓
よけいに膝に負担がかかり疼痛が憎悪

という悪循環を断ち切ることが出来ます。

変形性膝関節症の
進行防止と症状の改善には
この悪循環を断つことが必要です。


運動療法による
筋力の強化は最も重要な治療です。

●お風呂の中での屈伸運動

 お風呂に入る時に
 ゆっくりと無理をせずに
 浴槽を押すように力を入れます。
 
 膝をのばすときに
 力を入れて4つ数えます。
 
 30回程度行ないます。
 くれぐれも湯あたりには注意して下さい。

●ボール運動
 
 バレーボールやビーチボール
 などを膝の間に挟みます。

 ボールを押しつぶすように
 ゆっくりと両足を閉じていきます
 
これを10回程度繰り返します。

●椅子に座って運動

 椅子に座り
  足の裏で前後左右にボールを転がす。
 
ボールなしで足を浮かせて
  同じ動作をしてもかまいません。

 椅子に座って
  足の下にタオルを敷いて
  足の指でタオルを引き寄せる。

 椅子に座り
 片方の太ももの下に
  丸めたタオルを置き。
 
膝の曲げ伸ばしを10回行う。
  次に反対側の膝も同様に行います。

関節の痛みや腫れが治まったら
 プールでの水中歩行。

このような運動療法と
鍼灸治療を組み合わる事により。

ひざの水が溜まりにくくなり  
痛みも軽減していきます。