はりとおキュウの話


作成日:2021年2月25日更新
大分類:婦人科の鍼灸治療
小分類:更年期障害 ホットフラッシュ のぼせ 婦人科鍼灸治療
タイトル:京田辺市たわ鍼灸院|更年期障害 のぼせ ホットフラッシュ 婦人科鍼灸治療 

◆京都府・京田辺市の“たわ鍼灸院”です。◆
(TEL:0774-65-2040)
www.tawa-shinkyuin.com/

鍼灸;更年期障害、のぼせ
(ホットフラッシュの鍼灸治療)

更年期障害になると
卵巣から分泌される
女性ホルモンである
「エストロゲン」が減少します。

エストロゲンの減少には
脳の視床下部という所が
深く関与しています。

ここでは
エストロゲンを
バランスよく分泌するように
コントロールしています。

更年期になると
視床下部で命令を出しても。

エストロゲンが
卵巣から分泌されないため
混乱を引き起こします。

また視床下部は
ホルモンの調節と同時に。

自律神経によって
血液循環を調整していますので。

この異常によって。
のぼせたり多量の汗が出たりする
ホットフラッシュが起こります。

鍼灸治療を行う時には
ホットフラッシュ以外の症状について。
タイプ別に分けて
注意して施術法を考えます。


タイプ別の症状

◆職場や対人関係で
 近頃いらいらや
 怒りっぽい事が多くなってきた。

 胸脇部が脹って苦しい
 食欲不振・肌につやがないなどが有る場合。

 この時に鍼灸では
 体内のエネルギーが渋滞し
 熱をもった状態と判断します。

 辛いものや
 ニンニクの摂取は控えましょう。


◆顔面部がほてるが
 下半身の冷えを強く感じる。

 発汗・いらいら・月経不順。

 この時には
 下半身を温めることが重要です。


◆上半身ののぼせと
 下半身の冷えを強く感じ。

 夜間に痛みが増強する事が多い。
 頭痛、肩こり、腰痛。
 肌や口唇がどす黒い。
 皮膚につやがない。

 こんな時には
 香味野菜が良いと言われています。


◆目のかすみと乾燥感
 めまい耳鳴り。
 手足のほてり。
 顔のほてりや頬の紅潮。
 不眠、夢をよく見る。
 寝汗、腰や膝のこわばりと脱力。

 
◆手足のほてりがあり
 元気がない。
 
 食欲不振
 食べると腹が脹る感じがする。

 口唇の乾燥
 指のさかむけがよくおこる。