はりとおキュウの話


作成日:2016年9月12日
大分類:頭部の鍼灸治療
小分類:鍼灸院での頭痛の診方
タイトル:京田辺市たわ鍼灸院|鍼灸院での頭痛の診方の話です。 

◆京都府・京田辺市の“たわ鍼灸院”です。◆
(TEL:0774-65-2040)
www.tawa-shinkyuin.com/

鍼灸;頭痛・・・頭痛を引き起こす原因は。

鍼灸では、頭痛を引き起こす原因は。

◆風・寒・熱・湿などが
 体内に侵入した事が原因で
 頭部の活動が妨げられたり。

◆内臓の機能が低下して
 全身の活動に必要な
 精・気・血・津液が不足して。

 頭が十分に
 滋養されなくなるために
 起こると考えています。

 実際の治療をする際には
 上記のことを十分に吟味して
 治療計画を立てます。

1.原因となるものが外から侵入して起こる頭痛
  この場合は
  冬の寒風や梅雨の時期の湿気
  真夏の炎天下による熱が
  身体や体内に侵入して。

  精・気・血・津液の流れが
  妨げられることで頭痛が
  生じると考えています。

  ●項背部に放散する頭痛
   風にあたると悪化する場合は寒。

  ●頭部が割れそうで
   張ったような劇痛
   発熱、口渇の場合は熱。

  ●頭重感を伴う頭痛
  四肢や体が重だるい
  食欲不振の場合は湿。

が原因で起こる頭痛が多いです。


2.身体の中の機能低下で起こる頭痛
1)肝の異常による頭痛

 鍼灸で頭痛を起こす原因として
 まず一番に考えられるのは
 肝の異常を考えます。
 
 鍼灸では、肝は
 精・気・血・津液といった
 基本物質の調節や。

 精神情緒・消化吸収機能の調節
 筋膜や腱に潤いを与え
 全身の活動をコントロールしているとし。

 この機能を「疏泄:そせつ」
 と言っています。

 疏泄の異常によって
 無口で気分が沈みがちになったり
 逆にせわしなく動いたり
 多弁になったり

 胸の脇が張って痛んだり
 胸苦しさ、めまい
 イライラ、怒りっぽくなった
 といった症状が現れます。

2)脾の異常による頭痛

 鍼灸では
 活動に必要な基本物質は
 脾と胃の消化吸収機能によるもの
 と考えています。
 
 飲みすぎや食べすぎ
 ストレスや過度の思い込みなどが
 脾の機能を失調して。

 ●気血の生成に支障を来たして
  頭をうまく栄養できない。

 ●余分な水分

 が原因で
 頭痛が生じると考えています。

 この時には
 頭がぼんやりする
 頭重感。

 胃のつかえる感じ
 悪心、嘔吐。

 シクシクとした痛み
 倦怠無力感疲
 疲れると痛くなる
 話すのがつらい。

 などの症状を感じます。

3)腎の異常よる頭痛

 加齢、老化や過労
 虚弱体質などが原因で。

 人体を構成している
 基本物質の腎精が不足して。
 
 脳が養われず
 空虚になったときに。

 頭痛が生じると
 考えられています。

 症状としては
 頭の中が
 空っぽになったような頭痛。

 頭のふらつき、耳鳴
 腰がいつも痛む。

 足や膝に力が入らない
 不眠、多夢などの症状を感じます。

4)瘀血による頭痛

 瘀血とは
 何らかの原因で。

 気や血の循環が
 阻害される事で起こる
 固定性の頭痛です。
 
 症状としては
 一定の場所に
 刺すような。

 あるいは
 割れるような頭痛が
 起こることがあります。

 痛みは夜間に強くなり。

 皮膚に
 細い血管が浮き上がって
 くもの巣のようにみえたりします、

5)血の不足による頭痛
 
 血が不足すると
 脳やその他の機関の
 滋養が不十分になって
 慢性的な頭痛が起こります。

 顔面蒼白、めまい
 顔や皮膚につやがない。

 動悸、不眠、夢をよくみる。
 筋肉のひきつり。

 目のかすみ、目の異物感
 しびれ感などの症状を感じます。